ドイツ対アルゼンチン
過去二度の決勝を戦った試合が準々決勝で実現。地元優勝を目指すドイツと豪華な攻撃陣で勝ち進んできた南米のアルゼンチン
前半は、互いに中盤を潰し合い、アルゼンチンはリケルメとソリンが左サイドを中心に試合を作るが、ドイツの守備陣が硬いために崩すことが出来ない。FK、CKでチャンスを作るものの高さで劣るためになかなか活かすことが出来ない状況。対して、ドイツもカウンターやセットプレーを生かした攻撃を仕掛けるが、得点には至らず、前半はスコアレス。
後半に入って、4分、リケルメからのCKをDFアジャラがヘッドで決めて、アルゼンチンが先制点。ドイツは、快足ウィンガーのオドンコーを投入し、反撃を仕掛ける。後半26分アルゼンチンGKアボンダンジェリが負傷交代のハプニング。アルゼンチンは1点を守るために、司令塔リケルメを下げ、守りを固める。しかし、ドイツが後半35分、バラックのクロスから、ボロブスキーが頭で繋ぐと、エースのクローゼが、今大会初めてのヘッドによるゴールを決め、土壇場で同点に追いつく。同点に追いつかれた後は、アルゼンチンが怒濤の攻撃を仕掛けるが、レーマンを中心にドイツ守備陣が得点を許さず、このまま、90分が終了し、アルゼンチンは2試合連続の延長戦。
延長戦は、互いにカウンターを仕掛ける形、アルゼンチンは怒濤の攻撃をしかけるが、ドイツは、バラックが負傷しながらも必死に守りきった。試合は1−1のまま試合終了。PK戦に突入。
ドイツは4人目まで成功するが、アルゼンチンは2人目のアジャラと4人目のカンビアッソレーマンに止められ、ドイツが準決勝進出を決めた。
私的なMVPは、怪我を押して戦ったバラック
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